オフィシャルブログ

第25回法面工事雑学講座

皆さんこんにちは!

プロス工業株式会社、更新担当の中西です。

 

~法面工事のリスク管理とチームワーク~

 

 

法面工事は、高所・傾斜・重機・自然――
あらゆる危険が重なり合う“リスクの多い現場”です。

しかし、その中で安全を確保しながら工事を進めるのがプロの技術。
ここでは、現場の安全対策とチームの連携について紹介します。


⚠️1. 法面作業の主な危険

1️⃣ 転落・滑落
 斜面上での作業は常に重力との戦い。
 安全帯・親綱・二重ロープを徹底使用。

2️⃣ 落石・崩壊
 地山の一部が崩れる可能性あり。
 作業前に点検棒で“浮き石”を確認。

3️⃣ 重機接触・落下物
 上段・下段で同時作業を避ける。
 “声掛け合い”と“指差呼称”を徹底。


‍♂️2. チーム体制とコミュニケーション

法面工事では、「連携」が命綱です。
測量班・削孔班・吹付班・安全管理者――
それぞれの役割が重なって、初めて現場が動きます。

朝礼で危険予知(KY)を共有し、
風速・湿度・地盤状態を毎日記録。
“無理をしない判断”を全員が持つことが、安全の第一歩です。


3. 高所作業と安全設備

高所作業では、仮設の安全設備が不可欠です。

  • 親綱支柱・ライフライン

  • ハーネス型安全帯(二丁掛け)

  • 防護ネット・落石防止柵

作業員は常に“二重確保”の意識を持ち、
誰かが外している時は、必ずもう一人が支える。
信頼関係が安全の根本です。


4. 気象リスク管理

法面工事は天候に大きく左右されます。
強風・大雨・降雪の際は即中止。

特に、降雨後の「ぬかるみ」「地盤緩み」は要警戒。
表面が乾いていても内部が緩んでいるケースもあります。

現場では、気象アプリ・雨量計を活用して作業判断を行います。


5. まとめ

法面工事は、危険と隣り合わせの中で“安全をつくる”仕事です。
ロープ一本、声一つが命を守る。

職人同士の信頼と意識が、最強の安全対策。
その絆が、法面現場を支える“見えない力”なのです。